去年も自作ガイガーカウンタで測定したが、未校正だったのでそのままになっていた。
今回は市販のポケット線量計を持参した。
実は玉川の岩盤と言っても場所によって線量が大幅に異なる。
ホットスポットが何箇所かあるらしいが、去年発見したのは2箇所。
今回はたまたまその1箇所が空いていたので地面の値を量ってみた(写真1)。
比較のために、ホットスポットではないところ(写真2)と田沢湖駅の近く(写真3)でも量ってみた。
今回持参したのは、RADEXのRD1706とエステーのAIR COUNTER_S。
測定値が異なるのは、ベータ線の影響と考えられる。
(RD1706はガイガー管 SBM20系を使用しており、ベータ線とガンマ線の両方を感知するが、AIR COUNTER_Sはフォトダイオード式でガンマ線のみを感知する。同じ土俵に乗せるためには、数ミリのアルミ板などでベータ線を遮蔽すればいいのだが、今回は失念)
2.56µSv/h(RD1706)
2.16µSv/h(AIR COUNTER_S)
写真1 玉川温泉岩盤ホットスポット地表
0.09µSv/h(RD1706)
0.07µSv/h(AIR COUNTER_S)
写真2 玉川温泉岩盤 ホットスポットではない地表
0.10µS/h(RD1706)
0.05µSv/h=下限(AIR COUNTER_S)
写真3 田沢湖駅の近くの地表