でも、やったことなかったので、ちょこっと実験してみた。
尚、電圧の測定は、4.7MΩ2個と47kΩ1個を直列に接続し、47kΩ両端を測定した。
本当は抵抗の誤差も考慮しないといけないが、今回は、測定電圧の200倍を出力電圧と読み替えた。
実験に使ったインバータは、この前、半端波整流で使ったときも、あまり電圧がでず、リップルも多かったので、個体の問題かも知れない。
適当にCRフィルタを入れれば何とか実用になるかもしれない。
実験回路
実験基板(ブレッドボード)
結果
入力3V付近で、1,000Vは軽く出る(10MΩ負荷)が、リップルがひどい。普通のダイオード+0.01μFで、リップル 880Vpp、ファーストリカバリダイオードで、リップル640Vpp。ちょっと厳しい。その後、別個体で追加実験を行った。
手持ちの高圧コンデンサがあまりないので、容量はそれほど増加できなかったが、適当なCRフィルタを入れると何とかなるかもしれない。
インバータの出力電圧とリップル
共通条件:平滑コンデンサ:10nF, 負荷抵抗:10MΩ
ケース1
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ケース2
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ケース3
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ケース4
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インバータ (S-050854) | 個体A | 個体A | 個体B | 個体B |
ダイオード | 普通 (1N4007) | ファーストリカバリ (05NU42)) |
ファーストリカバリ (05NU42)) |
ファーストリカバリ (05NU42)) |
入力電圧、電流 | 3.1V, 73mA | 2.8V, 65mA | 2.9V, 66mA | 2.7V, 62mA |
その他 | - | - | - | 出力にCRフィルタ(100kΩ + 9.4nF)追加 |
出力電圧 平均 | 900V | 900V | 900V | 900V |
リップル Vp-p | 880V | 620V | 560V | 490V |
普通のダイオードの場合
入力 3.1V
リップル 880Vpp
ファーストリカバリダイオードの場合
入力 2.8V
リップル 620Vpp
使えそうな気もするが、ちょっとリップルが大きすぎて、厳しいかも。
(以下、7月12日追記)
インバータの 個体を変えてみたら、ちょっとリップルが小さくなった。
ファーストリカバリダイオード
入力 2.9V
インバータ個体(B)
リップル 560Vpp
出力に100kΩ + 9.4nF(4700pF並列)のRCフィルタを入れてみた。
ファーストリカバリダイオード
入力 2.7V
インバータ個体(B)
出力にCRフィルタ(100kΩ + 9.4nF)
リップル 490Vpp
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